古井戸を思わせる懐かしのハミングバード入荷！
2017-04-14
アコースティック・ギター売り場の白井です。
昨日は、曙橋のライブ・ミュージック・レストランのバック・イン・タウンで行われた石山恵三さんのバースデー記念ライブを観てまいりました。
フォーク・グループの猫のメンバーとして知られる石山さんですが、吉田拓郎さん、荒井由美さん、太田裕美さんらのサポート・ミュージシャンとしても活躍されていました。昨日のライブもその活動のアーカイブ的な内容で、日本のフォーク、ニュー・ミュージックの有名曲のオンパレードでした。共演者も、現在も猫で活躍する内山修さんをはじめ、島村英二さん、エルトン永田さんら重鎮がほとんどで、悪かろうはずがありません。私がギターを始めた頃に聴いた懐かしいフォークやニュー・ミュージックのナンバーを堪能しました。1970年代に戻った気分でした。
そんな永遠のフォーク小僧の私が趣味丸出しで開催している「春のフォーク・ギター祭り」ですが、いよいよ一押しアイテムの調整が終わり、店頭展示を開始しました。こちら1970年代中期製のハミングバードです。
●Gibson Hummingbird Custom 1974-1975年製
フォーク全盛時代のハミングバードです。そう、フォーク・グループ、古井戸でお馴染みの特徴を持つハミングバードです。
かつては評価が低かったダブルXブレーシングですが、今弾いてみると決して悪くありません。幾分タイトな音色ではありますが、ギブソン・ビンテージ特有のガリンゴリンとした響きに思わずニンマリ。経年変化のなせる業かもしれませんね。退色しない濃い目のチェリー・サンバースト、ブロック・マーカー、3点止めのトラス・ロッド・カバーなど、当時の日本製コピー・モデルで見慣れた仕様がフィーチャーされた本家本元です。正に青春時代のハミングバードです。
ちなみにハミングバード・カスタムの「カスタム」に意味はありません。当時のハミングバードには、もれなくカスタムが商品名に「カスタム」が付いていたのでした。
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