Steinberg CUBASE9 発売開始しました！ | イシバシ楽器スタッフブログ

DAWの超定番ソフト待望のバージョンアップ！

2016-12-10 イシバシ楽器渋谷店の鳴尾です。

さて、私も愛用するSteinberg CUBASEの最新バージョン「9」が遂に発売されました！
今回はPro、Artist、Elementsの全てのグレードが同時にバージョンアップ！
今回の新機能についてご案内させて頂きます！

プロジェクトウインドウの刷新
今回まず見た目で大きく変わったのがプロジェクトウインドウです。
今までを踏襲しつつ「下ゾーン」が追加され、MixConsoleや各種ウインドウが表示できるようになりました。他のDAWにはよく見られる配置となりましたがこれによりラップトップで使用される方にもより扱いやすくなった印象です。ウインドウのサイズに関しても柔軟に変更可能ですので、デュアルモニター環境の方も今まで以上に使いやすくなること間違い無しです！

サンプラートラック
VSTインストルメンツでは無く、トラックとしてサンプラーがCUBASEに統合されました！
オーディオとMIDIの垣根を取り払ったように音声データを扱うことが可能となり、
今までVSTインストルメンツのサンプラーで行っていた作業がプロジェクトに統合されることにより
録音後の素材の加工にも威力を発揮します！

さらに今回追加された機能で個人的にも非常に惹かれたのが
「Mixconsoleでのアンドゥ機能」です。※Pro、Artistのみ
プロジェクトの操作履歴とは別にMixConsoleの操作履歴が残り、操作のやり直しが
出来るようになりました！
これによりプラグインの抜き差しや、EQ、パンの操作のやり直しが可能となります。
ミックスしていて「ん?さっきいじってからちょっと思った方向じゃないな」と思ったときなどに
戻ることが可能になったのは非常に作業の効率が上がること間違いなし！

Frequency 8バンド EQ※Proのみの機能
そしてWAVELABに搭載されている機能を基にした新たなプラグインが搭載されました。
よりピンポイントに音楽的なイコライジングを可能にしたイコライザー。
周波数帯域で考えるエンジニアと音程で考えるミュージシャンの双方の考えが反映可能な
GUIを搭載。そしてM/S処理にも対応！

マルチマーカートラック※Proのみの機能
最大10トラックのマーカートラックを作成可能になりました、これによりライブでの同期演奏の
管理も曲ごとだけでなく、曲のセクションごとにマーカーを振った管理が出来るようになり
リハーサルの際に「Aメロから！」、「2番のサビから！」なんてオーダーにも即座に対応可能と
なりますね！レコーディングの際にも同じように管理が出来るのでトラックごとにマーカーを
入れておけば、レコーディング後にも「この曲のこのセクションの部分」なんて修正の依頼が来た際にもプロジェクトファイルで管理可能となります！

さらに実用的で音楽制作ソフトの定番ソフトとしての存在感を高めたCUBASE！
ぜひ店頭にてお求め下さいませ！！

CUBASE Pro 9 通常版　販売価格 61,560円 (税込)