AURAL SONICをアビテックスに使用してみた

AURAL SONICをアビテックスに使用してみた【動画】

2016-07-29 楽器練習や声楽に重宝されているアビテックス。
最大の魅力は設置前から消音効果がある程度予想がつくのが最大の魅力です。

よくある理論上○○dbは消音できるはずです。的なオーダーの場合、予想の半分も
消音できなかったり、ここはお風呂場ですか?と思えるぐらい残響音が残ったり、
所謂デットすぎて本来出ている音とかけ離れ、疲労が増すのでオーダーで防音室を
作る場合は実績と経験のある業者さんに頼むしかありません。
金額も変動しがちですから余裕を持たなければいけません。

たとえば壁を倍の厚さにしても倍の消音効果は得られません。良くて1.2倍程度です。
その辺の音についてのノウハウがないと完成した防音室はただの倉庫になってしまうかもしれません。

そんな難しい防音にとってアビテックスは

・消音性能が設置前から予想ができる(わかっている)
・設置費用が明確
・不要になった場合解体できる
・別の場所へ移動できる(2次使用できないパーツは交換しなければいけません)

などなど、不安な部分を解消してくれるので選ばれているのだと思います。
工事自体もほとんどかかりません。工事というより組み立てですが。

このアビテックスの消音効果は誰もが認める所ですが、中の音場に関しては不満を唱える方も多くいらっしゃいます。

・音の跳ね返りが早い
・長時間使用していると疲れる
・実音が上手くつかめない

これは良く言われる事です。では何故?
音楽的防音には消音と吸音、そして調音が必要になります。

音は吸収される部分と反射する分があり、吸収が強すぎるとデットになり音が細く聞こえたり、小さく感じたりします。そのため余分な力が入りオーバーブロウや無駄な音量での演奏になります。繊細な表現に気づく事はできず、大味な練習になりやすいです。

反射音が多いと実音と残響音が混ざり、聞きにくい、うるさい、など感じる結果となります。そのためオーバーブロウ気味になったり、本来の音色と異なった環境で練習する事になりイメージが合わなくなったりします。そして何より音疲れします。

音楽的な防音には必ず「調音」が必要だとお解かり頂けましたでしょうか?
声楽、アコースティック楽器、打楽器など、どれにも当てはまります。


では冒頭のAURAL SONICって何????
簡単にいうと調音パネルです。

AURAL SONIC

アビテックスにも調音パネルついているから同じでしょ?と思った方、さすがです!



アビテックスにも調音パネルがついております。有ると無いでは中の音場がまるで違います。
でも、先に述べた通り満足していない方も大勢いらっしゃいます。

AURAL SONICを使用したらそんなに変わるの???
率直に言うと明らかに違います。個人的に感じた部分を簡単に申しますと

・音の輪郭がはっきりする(分離が良い)
・0.8畳のアビテックスという事を忘れるほど疲れない
・小さな音からしっかり耳に届く
・音量感がしっかりつかめる。
・1音1音がクリアに聞こえる
・不協和音が解消される

間違いなく上達に影響するレベルです。レコーディング現場でも使用されているのが良くわかります。この差は大きいです。

ほしい音は「音」ですが、いらない「音」はノイズになります。このノイズが多いほど、出している音から遠い存在になってしまい、上達を妨げや本来の音を見失う事になります。

今ならWEST店にてAURAL SONIC装備アビテックスとノーマルアビテックスを比べる事ができます。体感して頂くときっと鮮明に感じて頂けると思います。驚くと思います!

AURAL SONIC装備アビテックスとノーマルアビテックスを動画で比較してみました。

※演奏が下手くそですみません・・・

実際はもっと違いを感じることができますので、是非店頭にてお確かめくださいませ。

MASA