ズームの新フラッグシップマルチ!G5n入荷

最新モデルなのにエフェクト数、アンプ数とも減っている…のにはワケがあった!

2016-01-19 年明け早々飛び込んだズーム新フラッグシップマルチ、本日立川店に到着!

ZOOM G5n



G5のシルバーから一転、シッブいブラック一色!
筐体、強化プラスチック、液晶まわりと同じ黒でも質感が違う素材を組み合わせ
のっぺりとせず精悍なイメージですね。

これを言うと歳がバレてしまいそうですが、この下に並ぶスイッチ…
カセットをカチャッと早送りできそうな…ゲフンゲフン


で、ズームG5と比べて、G5が22アンプ145エフェクトに対して…
G5nは5アンプ、68エフェクト…あれれ?


最新機種なのに減ってるじゃん!(しかも結構いっぱい)
とお嘆きのあなた!


一個一個がブラッシュアップされて、
めっちゃ音がよくなっているとしたら…?


担当、G5nを試してみて、全体的な音質の向上にかなり心を動かされました。


特にアンプモデルは、
MS800(ロックなあいつ)
FD TWNR(クリーンな黒顔)
UK 30A(リバプールとか女王とか)
BG MK3(カリフォルニアなアレ)
XTASY BLUE(ボ●ナー)

の5タイプに絞りこみ、電子回路やトーン特性まで克明に再現。
その結果、かなり…かなりいい感じでございます。

プリセットは結構音が作りこんであるので、ボ●ナーのプリセットも最初
「なんか低音がもっさりしてますねー」と言っていた担当、
後ろのEQでハイがカットされローがブーストされていることに気付き
EQを外した結果、あの立体感のあるボ●ナーならではの歪みが飛び出し

…なかなかやるやんけ(悔しそう)」


とうなっておりました。
各アンプモデルはオリジナル同様、TWNRやUK30Aはトレモロがあったり、
UK30Aはカットつまみがあったり、BG MK3はGAINが2つあったり、
実機どおりのコントロールなところもニヤリポイントですね。
クオリティは格段に向上している、と思っていただいて結構でございます。


その他のエフェクター68種類も、現在のシーンにあわせ厳選してある印象。
歪み系はTS、金色で射手座なアレに加えEP、RCといったブースターが追加、
ファズにはベンダー系など再現の難しいものも多く収録されていましたが、
音を聴けば実機を知っているギタリストが苦笑するほどよく出来ていました。



さらに、G5から大きく進化したのが、操作性。
下部のスイッチによりG5だとスクロールは手でやらなければいけなかったのが
G5nでは足で可能になりました。
さらにパッチモードとノーマルモードの切替が長押しからワンタッチになり、
ライブ中もパッチ内のペダルのON/OFFがスムース。


さらにさらに、G5だとアンプ・エフェクターでもパラメータが多いものは
「ページめくり」しないといけなかったのが、今回はこの通り!



2セクションぶち抜き、G5だと1セクションツマミ3つだったのが4つになったこともあり、
8パラメータを一気にコントロール。ページめくる必要がなくなりました。


勿論G5同様アウトプットブースターも装備、ルーパーは60秒から80秒に延長、
40から68に増えたリズムパターンも組み合わせた多彩なループパフォーマンスも可能。



そして…気になるお値段は…29,700円!!
他社マルチに比べお手頃な価格設定を崩さずに、
クオリティと使い勝手も妥協しないズームさん、さすがです!
是非店頭でお試しください!