スタッフのおススメアイテムをご紹介♪?BOSS / DD-500 Digital Delay?

皆さん、明けましておめでとうございます!


イシバシ楽器御茶ノ水本店エフェクターフロアの石川(イシカワ)でございます。

2016年一発目の「おすすめアイテムご紹介ブログ」を投稿させて頂きます!!



プロ・アマ問わず人気の高いハイエンドな多機能ディレイ…。

昨今、各社からメーカーを代表するようなモデルが多く発売されていますが、今回はその中でも世界に誇る国内メーカー、BOSSから新たに発売されている最新モデルDD-500を紹介させて頂きます。

BOSS / DD-500 Digital Delay

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こちらは栄えある、“イシバシ楽器2015年新製品大賞”のアンプ・エフェクター部門で“第1位”を獲得しております!

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※画像をクリックすると特集ページに移動します♪


それでは、話を進めてまいりましょう。


以前発売されていたBOSSの多機能ディレイ「DD-20」は2003年に販売が開始。
以来、BOSSから多機能ディレイが新たに発売されるまで実に、10年以上の月日が経っております。

DD-20発売当時はLine6/DL4と人気を二分するような状況ではありましたが2015年現在では、より高性能・高音質なモデルが多く発売されております。(時は流れましたね。。。)



2015年、イシバシ楽器では現行多機能ディレイの機能比較の特集を行いました!!

下記のURLからご覧頂けますので是非一度、ご一読下さいませ。

http://www.ishibashi.co.jp/feature/multi-delay/

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さて、万を辞しての登場となったこの「DD-500」ですが、最大の特長と言えるのが、入力から出力まで最高水準32bit処理による高音質なサウンドです。


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この高品位な処理により、きめ細やかな出音の『解像度』やディレイ音の『密度』とも言える部分に明らかな違いが生まれます。

文章ではその音をお伝えすることが適いませんが、1度お試し頂ければ今までのBOSSのディレイサウンドとは明らかな違いがお分かりになることは間違い無しです。


表出しているノブは内部編集画面でエディット可能なパラメータの一部でありこのノブだけでもサウンドメイクは可能ですが、より細かいエディットが本体中央にある『EDIT』ボタンからエディット操作可能になります。


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・PATCH
現在選択しているパッチのディレイの細かなエディットが可能

・CONTROL
本体右側のフットスイッチTAP/CTLや外部接続のフットスイッチやEXPペダルの動作設定

・ASSIGN
最大8種類のパラメータのアサインコントロール

・SYSTEM
サウンド面とは別のDD-500本体の動作設定

・MIDI
MIDI接続時の動作設定

となっております。



ディレイモードは12種類を搭載!!


・STANDARD
その名の通り、クリアなサウンドが特徴のデジタルディレイサウンド。

・ANALOG
BOSS/DMシリーズを再現するマイルドなアナログディレイサウンド。

・TAPE
ROLAND / RE-201など往年のテープエコーを彷彿とさせる温もりのあるサウンド。

・VINTAGE DIGITAL
Roland/SDE-2000・SDE-3000等のラック式ディレイやBOSS/DD-2等、80年代の初期のデジタル・ディレイサウンド。

・DUAL
2つのディレイを直列/並列に接続したサウンド。

・PATTERN
16 種のディレイを独立設定して生み出せるリズミカルなサウンド。
1?10のプリセット・パターンと自身で設定した『USER』を選択可能。

・REVERSE
サイケデリックな逆再生ディレイ・サウンド。

・SFX
ビットクラッシャーなどの特殊効果含んだユニークなディレイ・サウンド。

・SHIMMER
音程を変えたディレイ音が生み出す幻想的なサウンド。

・FILTER
ディレイ音に揺らぎ効果のあるフィルターを加えたディレイ。

・SLOW ATTACK
アタックを抑えたボリューム奏法のようなディレイ。

・TERA ECHO
BOSS TE-2 のような広がりと動きのある独創的なエコー・サウンド。
オリジナルよりもエディットの幅が広く、より細やかな音作りが可能。


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どのモードも完成度の高く、『EDIT』内の『PATCH』コントロールと併せて幅広いサウンドメイクが可能です。



では以下にて『PATCH』内の細かなコントールを一部ご紹介いたします。


・CARRY OVER
音色を切り替えたときや、ディレイをオフにしたときにエフェクト音を残すか、残さないかを設定可能。

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・EQ SW
ディレイ音に対するEQ 設定のオン/オフを設定します。
この設定をすることによりDD-500のサウンドメイクの本領発揮となり、以下のEQコントロールが表示されます。

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・EQ LO.CUT / EQ HI.CUT
LOでは設定された周波数より低い周波数成分を、HIでは高い周波数成分をカットします。
「FLAT」にすると、カット・フィルターは働きません。

・EQ LO.GAIN / EQ HI.GAIN
低音域/高音域の音質を調節します。

LOW MID / HIGH MIDコントロールにはにはCUTの代わりにFREQ/Qが追加され細かな音質調整が可能となっています。

・EQ LM. / HM. GAIN
中低域 / 中高域の音質をそれぞれ調節します。

・EQ LM. / HM. FREQ
GAIN で調節される中心周波数を設定します。

・EQ LM. / HM. Q
FREQ で設定された周波数を中心に EQ のかかる範囲を調節します。
値を大きくするほど範囲は狭くなります。


このGAIN/FREQ/Qの3つコントロールは簡単な『山』の絵をイメージして貰えるとわかりやすいかもしれません。

GAINが『山』の高さ(ブースト量)、
FREQが『山』の位置(ブーストする音のポジション)、
Qが『山』の勾配、鋭角な坂・緩やかな坂(音の可変幅)


となります。

また、BOSS / GT-10以降のマルチエフェクターに搭載されている『EQ』セクションが同じようなコントロールセクションになっております。

最高峰のマルチからも機能のフィードバックが見られることからBOSSの力の入れ具合が垣間見えます。

このEQは12種類のディレイモードに個別に設定することができます。

また、表出している『TONE』 とは別のコントロールとなるため、EQで作った音を最終的に『TONE』でコントロールすることが可能です。

サウンドのバリエーションはまさに他に類を見ないほど幅広い音作りが可能です。

・LO DAMP
エフェクト音が繰り返されるたびに低域を落とす量を調節します。

・LO DAMP F
LO DAMP で落とす低域の周波数を設定します。

・HI DAMP
エフェクト音が繰り返されるたびに高域を落とす量を調節します。

・HI DAMP F
HI DAMP で落とす高域の周波数を設定します。

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このDAMPコントロールを調整することによりディレイ音の減衰感のコントロールが可能です。

ディレイ音が繰り返される際に低/高音域のディレイ音をそれぞれどの程度減衰していくか、低音だけ、もしくは高音だけをそれぞれ残していくといったことができるのです。


・DUCK SENS
入力に応じて自動音量調整する感度を調節します。値が大きくなるほど小さい音量に反応します。

・DUCK PRE DEPTH
入力音が大きいときに、ディレイに「入力される」音量を自動で小さくします。
100 になるほど小さくする効果が深くなります。

・DUCK POST DEPTH
入力音が大きいときに、ディレイから「出力される」音量を自動で小さくします。
100 になるほど小さくする効果が深くなります。

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DUCKコントロールでは入力音に反応するセクションとなっており、ピッキングのニュアンスなどをコントロールしてディレイ音に反映させることが可能です。



次にCONTROLセクションの簡単なご説明になります。

初期設定ではこの[TAP/ CTL]スイッチでタップ入力となっておりますが、設定を変えるとディレイの掛かり方を変えることができます。

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・TAP
タップテンポコントロール

以下のコントロールを選択することでリアルタイムにディレイをコントロールすることが可能です。

1,HOLD
押している間、ディレイ音が繰り返されます。

2,WARP
ディレイ音のフィードバック量と音量を同時にコントロールし、幻想的なディレイを作り出すことができます。

3,TWIST
アグレッシブな回転感が得られる新しいディレイです。

4,MOMENT
押している間だけディレイ音を出力します。

5,ROLL 1/2
押している間だけディレイ・タイムが設定値の 1/2 になります。

6,ROLL 1/4
押している間だけディレイ・タイムが設定値の 1/4 になります。

7,ROLL 1/8
押している間だけディレイ・タイムが設定値の 1/8 になります。

8,FADE IN
ディレイ音をフェード・インさせます。

9,FADE OUT
ディレイ音をフェード・アウトさせます。


この他に『EDIT』ボタンで表示される上記した『ASSIGN』内の設定を使用可能なモードもあり
[TAP/ CTL]で自在にコントロールが可能となっています。

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最後に『SYSTEM』の本体動作などの注目の機能をご紹介致します。

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・KNOB LOCK
つまみの操作を無効にするかどうかを設定します。
演奏中にノブが動き設定が変わるのを防ぐことができます。

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・BYPASS
バイパス音の出力を設定します。

一般的にBOSS製品のバイパス音はバッファーが採用されていますが、このDD-500ではバッファーのトゥルーバイパスとの選択方式を採用しています。

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・PEDAL ACT
フットスイッチを押したときの動作を設定します。
スイッチを押したときに動作するのか/離したときに動作するかを設定します。

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・FSW HOLD TIME
フットスイッチを何秒以上押すと長押しと判断するかを設定します。

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・FSW MODE
フットスイッチの使いかたを設定します。

1,NORMAL

[A][B]スイッチでパッチ A、パッチ B の切り替え、[TAP/ CTL]スイッチでタップ入力ができます。
※[TAP/CTL]スイッチを CTL として使う場合は上記の設定を「CTL」に設定します。
このモードが初期設定となります。

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2,A/B/C

[TAP/CTL]スイッチでパッチ C を呼び出すことができます。
※このとき[TAP/CTL]スイッチで、TAP や CTL の機能は使えません。

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3,A/B SIMUL

パッチ A と B を同時に使うことができます。
点灯していない[A] または[B]スイッチを押して、どちらも点灯させます。

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4,SW DN/UP

[A]スイッチでディレイのON/OFFを切り替え、[B]スイッチと [TAP/CTL]スイッチでパッチを切り替えます。

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『フットスイッチの動作を切り替えて全く別の操作ができる』といった仕様は他に類を見ないこのモデルの特徴の一つと言えるかもしれません。



長々とご覧頂きましたが、如何だったでしょうか?

このご説明もDD-500の機能のほんの一部に過ぎません。
非常に多くの設定が可能でございます。


正直、このブログを書いているワタクシも非常にお腹がイッパイでございますw。


ですが、知れば知るほど非常に魅力を感じています。
是非ともこのDD-500を実際に手にとって凄さを実感していただきたく思います。


数年前と比べて、2015年現在で各メーカーから魅力的な多機能ディレイが多く発売されています。
もちろん、各モデルそれぞれに特徴があり魅力を感じるポイントも人それぞれかと思います。


現在、当店には多くの多機能ディレイを取り揃えておりますので、ご来店の際は是非ともその一つ一つを手に取りご自身が納得できるディレイをお選びくださいませ。


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今回ご紹介しましたBOSS DD-500はイシバシ楽器各店の店頭にて絶賛販売中!!
通信販売ももちろんご利用頂けます!!
【お買い物はコチラから】
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