スタッフのおススメアイテムをご紹介♪?YAMAHA / BB1024X Vintage White?

イシバシ楽器御茶ノ水本店の個性豊かなスタッフが、独自の目線でおすすめアイテムをご紹介します♪ #低音者

2015-11-15 こんばんは。


本日の東京は午後には雨も上がり、青空が顔を出しましたね。

イシバシ楽器御茶ノ水本店WEB担当の土本(ツチモト)と申します。


当ブログでは、「皆さまに御茶ノ水本店に遊びに来ていただきたい!」という一心で、スタッフ各々がおススメのアイテムをご紹介させて頂いております。


今回は僭越ながら、WEB担当でございますワタクシ一押しのエレキベースをご紹介したいと思います。


それがこちら!!


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【ヤマハBBシリーズ】
YAMAHA / BB1024X Vintage White

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世界中のバンドサウンドの根底を支えるベーシストのプレイスタイル、そして個性は実に様々です…。


そのニーズに応えようと、世界中の楽器ブランド/ベースブランドは、独自の理論と個性を携えたエレキベースを日々、開発&発売しております。


そんな中、日本が誇る楽器メーカーであります、YAMAHAが長年作り続けているこのBBシリーズ…。


様々なプレイスタイルのベーシストがいる中、あえて「ピックでゴリゴリ弾きたい、ロックなベーシスト」に向けて、今回はコチラのベースをご紹介したいと思います。


コストパフォーマンスの高い1000シリーズはピックガード無しのタイプと有りのタイプがございますが、今回はロック色の強いピックガード有りのタイプをチョイスしました。


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※めいいっぱい低く構えるとロック色がぐんと増します!



まず、YAMAHAのBBシリーズは1977年に産声を上げました。


1977年といえば、セックス・ピストルズが唯一のスタジオアルバム、「勝手にしやがれ!!」を発表。
その他には、ザ・ジャムの「イン・ザ・シティ、クラッシュの「白い暴動」、ダムドの「地獄に堕ちた野郎ども」などなど…。
イギリスはまさにパンクムーブメントの真っ只中にありました。

この年に発表されたのがBB-800/1000/1200の3機種です。
ボルト・オン・ネックの800と1000。1200のみがスルー・ネック、というラインナップでした。
ピックアップは一基のみ。潔い仕様でのデビューでした。



翌年の1978年。ヤマハはBB2000を発表。リアピックアップを追加し、音作りに幅をもたらせました。


1978年といえば、VAN HALENが「炎の導火線」を発表。
まさに「事件」といえる、衝撃的なデビューを飾りました。

このVAN HALENの初代ベーシストのマイケル・アンソニーもヤマハのBBを愛用しておりましたね。



とにかく、このようにロックが世界中で「事件」を巻き起こした時代に、日本で生まれたのがヤマハのBBシリーズというわけです。


その後もモデルチェンジやラインナップの変更など、数々の変遷を経て、2011年にBB1024Xは発売されました。




それでは、今回ご紹介するBB1024Xの特徴を少し、ご紹介しましょう。




BB1024シリーズを語る上で重要なのは、“上位機種のスペックを継承しながらコスト・パフォーマンスを実現”したという点です。



スプラインジョイント構造の3ピースボディ、さらにストリング・スルー・ボディなどを継承しています。



スプラインジョイントとは、3ピースの木材のセンター材と両サイドの接合部に、長い板(接ぎ手“スプライン”)を入れてしっかりと接着することで、1ピースボディに近いタイトなボディ振動を実現したボディ構造となっています。

更には、固いメイプル材を接ぎ手に採用することで、弦振動がボディ内部まで伝わりやすくなるという効果もあります。


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ネックジョイントは、レスポンスが良くて、歯切れもあるサウンドを実現すべくボルト・オン方式が採用されました。ネックの反りやねじれにも強い構造である5ピースネックも、ベーシストにとっては心強い仕様となっております。


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そしてもっとも特徴的だと個人的に思うのが、


ストリング・スルー・ボディ(45度の弦裏通し)という構造です。


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通常、弦はブリッジの後ろからか、ボディの裏側からボディを貫通して(裏通し)通されます。
そして、裏通しにするとテンションが強くなり、音に張りが出ます。


しかしながら、テンションが強くなると弦を弾くのにより負荷がかかります。つまり、力が必要になります。


更には、サドルの直下から弦を通すため、弦振動のロスが生まれてしまいます。


ピック弾きのロックベーシストにとって、テンションは非常に重要なポイント。
※だと、個人的に思います。


負荷をかけすぎずに、テンションを稼ぎ、弦振動を余すところ無くボディに伝えたい…。


もうお分かり頂けたかと思います。

弦を通す角度を45度にすることで、弦や弾き手へのストレスが減少。
更には、ボディ内に入る弦の長さが伸びることで、弦振動をより多くボディに伝えてくれるのです。


すなわち、

弦を弾き、ボディがうなり、空気が振動し、心を震わせるのです。



・ベースの魅力に取り付かれ始めた方。
・ベースを頑張って練習しようと決意した方。
・ロックベーシストに憧れている方。

何より、ベースを始めようと決意した10代の自分に、おススメしたい一本となっております。



イシバシ楽器御茶ノ水本店国産エレキフロア。

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奥に入って右手。

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ヤマハコーナーにて

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絶賛販売中です!!


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是非、店頭にてお試しくださいませ。


通信販売ももちろんご利用頂けます!!
【お買い物はコチラから】
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店舗情報

イシバシ楽器御茶ノ水本店

OCHANOMIZU HONTEN

〒101-0062

東京都千代田区神田駿河台2-2

TEL:03-3233-1484

営業時間:11:00 ~ 19:00

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