YMJ内覧会にてLINE6 HELIX触ってきました!

6年の歳月をかけて開発、LINE6が本気で放つプロフェッショナルモデルの実力はいかに!

2015-10-06 ヤマハミュージックジャパン新製品内覧会に行ってきました!

まぁやはり皆さん、これが気になっていますよね…
LINE6 HELIX


(ケータイカメラで画像荒くてすいません)

LINE6が6年の歳月をかけて完成させたというフラッグシップ堂々初お目見え!
今までは「良いものを手に入れやすい価格で」という商品展開で
多くのファンを獲得してきた同社が、

「最高のものを作る」

の一念で金暇惜しまず作り上げたプロフェッショナルな一品。
さすがにじゃんじゃか試せたわけでは有りませんでしたが…弾いてきました。
こいつぁ凄いですよ!

コンセプトはReal Smart Control

まずはReal
45種のモデリングアンプはHXアンプモデリングエンジンという新方式を採用、音質だけでなく弾き手にしか伝わらないフィーリングや出力段の特性、繋いだ先との相互作用による微細な変化まで再現したとのこと。インプットのインピーダンスも可変。
スピーカー部分はモデリング30種に加え、サードパーティの2048ポイントIRデータもインポート可能。

そこまで拘った結果肝心の出音はですね…
高解像度、なんだけどナチュラルで図太い!
高解像度なデジタルモデリングは音は確かに凄くいい、けどどうも細い…
と他社の高級モデリングプロセッサーを聴いて思っていたんですが、1-Aのパッチからかなり太いドライブサウンドが出ていました。
デジタルモデリングは音が細いから…癖があるから…
と思っていた方。こいつは試す価値あると思います。




次、Smart
複雑なものを直感的かつ簡単に扱える。
iPhoneのプレゼンでジョブスが言ってたアレです。

そんなに高性能なやつだとどうせアレでしょ?
何時間もしゃがんでカチカチやらないと音作り出来ない面倒なやつなんでしょ?
…とお思いのあなた!

HELIXはスイッチがタッチセンシティブになっており、触るとそこにアサインされたアンプ/エフェクトをエディットできるようになってます。十字キーでアイコンを選ぶ、ページをめくる…階層に潜る…といったことを極力しないでいいインターフェイスデザインで、イメージをスピーディに音に落とし込めます。
さらに、しゃがみたくないギタリストにもうれしいのが「ペダルエディットモード」。
こいつは編集したいブロックを選択すれば、そのパラメータがスイッチにアサイン、エクスプレッションペダルで値をコントロール出来るというもの。体勢を変えずにエディット出来るというわけです。
ここまで柔軟なエディットが出来るのは12個のスイッチとエクスプレッションペダルすべてに小さな液晶ディスプレイとカラーLEDリングを装備しているからこそ。


最後、Control
ギターシステムの中枢としてお気に入りのエフェクターをシステムに組み込んだり、
アンプをコントロールしたり出来ますよということですね。
ここまでは普通ですが、その徹底ぶりが半端ではないです。
エクスプレッションペダルを2個まで増設可能、つまり3つのペダルが使えるわけです。
さらに外部アンプコントロールは2系統のON/OFFが可能。
さらにエクスプレッション情報やCV(!!)を出力することも出来ます。アナログフィルターやらアナログディレイのディレイタイムをHELIXからコントロール出来るのか?ここへんの仕様はすいませんがまだ調査中。
MIC INもファンタム電源+ローカット装備でエフェクターも使える、センドリターンは4つ装備、ここにやはり他の楽器を繋いで同時にエフェクトをかけることも可能、MIDIはPCやCCの送受信に対応USB接続で8IN/8OUTのオーディオインターフェイスになる(!?)などの過去に例を見ない圧巻の中枢っぷりです。

アンプシミュレーターの古豪が超本気で作った完全プロ仕様ギターペダル。
これは完全に本気の一台
決して安くはないですが、そのインパクトは想像以上です。

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