Bach社のTR-600シリーズが安い!!【トランペット】

Bach社のTR-600シリーズが安い!!【トランペット初心者さん必見!】

2015-10-06 V.Bach社のトランペット、TR-600。

が、今!安い!!



なんとお値段

TR-600GL(ゴールドラッカー)→¥48,900!!!(税込)

TR-600SP(シルバー)    →¥58,000!!!(税込)


(ちなみに現在の定価は GL:¥86,400 / SP:¥112,320です)


…あれ?定価のほぼ半額…?


てことで!!今Bach TR-600が安いんです!!!


しかし、なぜこんなに安いのか。
定価よりかなりお安くなっているのは、まあそこは当社が頑張っているからなんですが、そもそも、トランペットの代表メーカーたる、かのVincent Bach社のトランペットがこんな安いのはありえません。

「バックってすごい高いんだよねー。先輩の持ってるやつ30万円以上したってー、いいなー」

みたいな吹奏楽部員であろう学生さんの(かわいくて愛しくて抱きしめたくなるような)会話をよく管フロア内で小耳に入れます。(すいません、小耳に入れてます。入ってくるのではなく)
じゃあこのTRなんちゃらてバックじゃないの?ニセモノなの?何なの?


Bachはご存知アメリカの金管楽器メーカーで、Bachの代表モデル180シリーズとかArtisanとか、センパイが持っているようないわゆる「高いトランペット」はアメリカ製ですが、このTR-600に関しては、台湾製なんです。上位機種とは生産国が違うから安いんですね。

しかし、生産国が違うからと言って侮るなかれ。

マウスパイプや、ピストンのボトムキャップなど、要所要所にUSAバックを受け継いだデザインになっていたり、非腐食性モネルピストンヴァルブを採用していることで耐久性もありつつと、安価=見た目が安っぽい、造りが雑という公式を見事に覆してくれております。


それともうひとつ。

Bachの代表モデルの180シリーズとか、上位モデルはそりゃあいい音するのは事実ですが、抵抗感が強いというのも事実(全部が全部じゃないですよ)。
やはりこのTRシリーズは初心者向きということで、その辺りも「吹きやすさ」を重視して造られておりますので、上位機種ほど抵抗感が強くなく吹きやすい=初心者向けというコンセプトで造られてはおありますが…。
入門向けモデルの代表格といったら日本では皆さんご存知ヤ〇ハ社。Y社の入門モデルの良いところは音の出しやすさにとことんこだわっていること。
「音を出しやすくする」だけでしたら軽量化するのが一番です。
その為に、パーツを減らしたりして軽くしてあるのがY社の入門向けモデルになりますが、確かに入門モデルの中での吹きやすさではY社トランペットが群を抜いているといっていいでしょう。
しかし、その代わりに軽量化を図ると音の響きも削ってしまうことにもなります。
TR-600は、そりゃストラッドよりかは吹きやすいでしょうけど、Y社入門機より吹きやすくはないと思います。しかし、パーツを削ったりしない分、Bachらしいあたたかみのあるサウンドを継承し、それをしっかり感じられるトランペットに仕上がっております。
ですので、音色的にもある程度満足できる仕上がりになっているのです。


てことで、そんなTR-600が今安い!!!アツイ!!!

TRシリーズで練習して、うまくなったらUSA Bachを買いましょ♪

商品ページは↓をクリック!!

TR-600

TR-600S


以上、元気があれば何でもできればいいなと思う石堀でした(願望ばっかり)




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