STICK LIVE 2007
2007年11月17日(土)19:00 渋谷J-POP Cafe'ライブレポート
昨年のグレッグハワード&金丸敏明さんのライブにつづき今年もスティックライブを開催することが出来ました。これまでで最高の盛り上がりを見せスティックの人気の根強さを再認識させていただきました。
そもそもスティック関連のCDを輸入し始めた1997年(頃だったような?)ドンシフ、グレッグハワード、ボブカルバートソン、スティーブエイデルソンのは当時音源の内容、演奏力からも特に抜き出ていた感がありました。グレッグ、ボブの来日は1999年と2000年に実現し、スティーブのスティックの超絶テクはフィラデルフィアのギターショウのデモンストレーションで知っておりましたが、なかなかタイミングが合わず来日が実現しませんでした。
昨年の成功もあり今回なんとか2名のアーティストの招聘にGOがでてスティーブの来日は叶い、スティックファンには夢のような競演となりました。
未だ成長を続ける金丸敏明氏のプレイはよりダイナミックになり、ボブはバリエーションとステージの展開を感じさせ、スティーブは楽器の可能性を魅せてくれました。ご来場いただけた方は今一度興奮を思い出して、ご来場できなかった方々は必見のレポートをお楽しみくださ〜い。
リハーサル風景です。
こちらからまだ何も言う間も無いくらいのタイミングで楽器を構え早速やる気充分の2人。
ボブの愛器はDVDでも登場したタララウッドのグランドスティックで、
PUはACTV-2ユニットです。彼のサウンドにマッチした澄んだ音色が魅力です。
特に変更点はなくストックのままです。
持たせていただいて気が付いたのですが7弦目(最低音弦)だけは弦高がやや高めにセットされていました。伺ったところ低音弦のバズ(弦とフレットが当たる音)に対しては
非常に気を使っているそうです。たしかに彼の音楽にはバズは合いませんよね…

この年季をみてください!そーとー弾き込まれています。
これでもかっ!と、言わんばかりに自慢のスティイクをみせてくれたスティーブ。
こちらはCD Adventures in Stickologyのジャケットにデザインされた太陽系と彗星をモチーフにしたインレイがほんっとにかっこいいですっ。

ハイフレット側にはもちろん太陽です。

マザーオブパーツを使用し複数フレットをまたぐように描かれた迫力のインレイです。
1フレット目の土星はもとから付いているパウアのドットインレイに土星の輪を追加しています。
ヘッド部にまで及ぶインレイにはタークォイズを使用。
インレイ以外は改造点はありませんが、よくみるとフレットロッドではありませんかっ!
こちらも本人に伺ったところロッドの滑らかなさわり心地でないとダメなようです。スティーブのすべらせるような指使いの秘密ですね。
早速2によるJAMがはじまりました。
いままで何度となく同じステージに上がりつづけてきた2人だけに打ち合わせも無く
自然と素晴らしいプレイがはじまります。
当日お気づきの方も多かったと思いますが、Kochアンプの上には「スティーブ首人形」がすでにセットされております。(笑) けっこう大事らしいです…
金丸氏登場。
さっそくJAMに入り、本番の打ち合わせです。
スティーブによるコードとベースラインの指示も、その場ですぐ弾けてしまう金丸氏もさすがですっ!
リハーサル後、ひと息つきます。もうビールだし…
お2人には本番前にインタビューをしてみました。
まずボブカルバートソンから〜
イ いつも練習はどのようにしていますか?
ボ 運指の練習や曲を聴いて覚えたりはしないんだ。ひとつのことだけに集中せず耳で聞いたものをそのまま同じように弾く練習をよくするよ。
イ だれも真似できないのでは…
ボ そうかな〜
イ 日本のプレーヤーに練習方のアドバイスなど
ボ 右手と左手のコンビネーションや分離した動きに苦労している人も多いと思うけど、分解してゆっくり弾いてみる事から始めるのが大事なんだ。左手を4つの音、左手は6つの音を弾いて見ると毎回違う組合わせになるんだけど、その全てのパターンをマスターすると分離した動きは難しくなくなるのさ。これはドラムのプレイに非常に近いのさ。
イ なるほど。
※翌日のクリニックではこのコメント通りのレッスンが組み込まれました。
スティーブエイデルソン
イ いつも練習はどうしていますか?
ス いつも弾くことだけに集中しないんだ。例えばTVでバスケットボールを観ながら とか…
イ ホント?
ス 本当さ、
イ あの超直感的なプレイはそういった練習法の賜物でしょうか?
ス どうだろうね(笑) あとは実際にギタリストとのセッションでインスピレーションを得て局に発展させていくことが多いね。
イ ありがちな質問ですがお好きなスティックプレーヤーは
ス トニーレビン、エメットチャップマン、そしてオレさ。
イ それは失礼致しました(笑
楽屋での1枚。スティックアップ(金丸さん)、ACTV(ボブ)、PASV(スティーブ)と
見事に違う仕様がならびました。それぞれの演奏とサウンドにあらわれていますね。
いよいよ開演です。
今回もたくさんのお客様に集まっていただく事ができました。
ありがとうございます。
ご存知金丸敏明さんのステージ。昨年のライブよりもさらにパワーアップしていましたっ
名曲「スキヤキ」も披露しサービス精神旺盛な選曲でしたね
いよいよ日本初登場スティーブのプレイ!
PASV-4のパワー感がそのまま伝わるキョ〜レツなサウンド。スティックもここまでズ太い
サウンドが出せるという良い見本ですね。機材の充実もありますが、いままで実際に見たアーティストの中で最強のパワーです。
そして流れるようなベースラインはまさに魔神の左腕。早すぎて写真にも写らないんです。そしてステージを見守る「首人形」
ステージの最後にボブをコール
何度も同じステージに立ってきた2人だから実現したスーパーセッション
曲はBarcelona
ここからはボブのステージです。
以前行ったライブよりも曲調、プレイにメリハリがあり息をつかせない貫禄のパフォーマンスを披露!
Amのインプロヴィゼイションからリトルウィングへの流れは最高でした。
こちらは肩越しに客席が写るようボブからのリクエストのあったカットです。
彼のサイトにもアップされるかもしれませんね
今度はボブがスティーブをコールし再度2人のセッションとなりました。

エンディングは3人でのセッション。

なかなかお目にかかれない光景です。
お客様も楽しんでいただけたようで満足の3人でした
使用機材
画像が無くて申し訳ありません
金丸敏明 氏
The Stick Rosewood Stickup Linear Marker
Ampeg RB800 Head
Eden410 Cab
基本セットはいつもの大きなエフェクトボードでした。アンプはこちらでアンペグとエデンの組み合わせをご用意させていただきました。
スティーブエイデルソン
The GRID 6+6 PURPLE HEART PASV-4
Roland VG-88
Koch Twin Tone U
Hartke Systems 3500Head&2200Cab
スティーブはアメリカでのハートキシステムズのエンドーサーで日本の代理店である株式会社ZOOM様の協力で、メロディサイドのギターアンプKoch Twin Tone Uはオカダインターナショナル様のご協力により当日用意することができました。普段スティーブが使用している機材が揃った為、ほぼ完全かな形で演奏を再現できていると思います。
ボブカルバートソン
Grand Stick Tarara 6+6 ACTV-2
SR Technology JAM 150 (コンパクトPAです)
BOSS RV-3
前回のライブ(ウォルターウッズとアレシス ナノバーブ)と同じようにミニマムなセットでほぼ生音です。JAM 150のラインアウトからオーディオインターフェイスを経由しマックに接続されておりました。どうやら録音していたようです。
2人にはいままでリリースされたCDについてもコメントを頂いておりますが、別の機会にご紹介いたします。
セットリスト
金丸敏明氏
1.Departure
2.Prime of Life〜Sukiyaki
3.新曲
4.Roots
5.Iihatobu
Steve Adelson
1.Minor Thing
2.D Double/Impressions
3.Tone Eleven
4.Cause We’ve Ended As Lovers
5.Jazz Medley w/Giant Steps
6.Lone Jack~
7.Barcelona Duet w/bob
Bob Culbertson
1.Am Improvisation
2.Little Wing
3.Toccata in Dm
4.Free Improvisation
5.Chicken shack
上記セットはライブ後本人達に書いてもらったものを元にしております。
曲順(本人達が忘れてしまった)、スペル(読みづらかった)等違っているかもしれませんが参考までに…
今回も充実した内容でお送りできたかな?と思っております。
若干、ネタ切れも否めませんがこれからも開催してきたいと思っておりますのでどうか応援宜しくお願い致します〜
(次回からどうしよう トホホ…)
石橋楽器店 イシイ
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