ピックアップ交換のすすめ

ジョン・ペトルーシ(ピカソ期)編

2015-07-29 369107 B

その世界のトップに君臨するだけではなく、他の模範になるような存在にのみ与えられる称号、
!!!!ミスター・パーフェクト!!!!

K-1ならアーネスト・ホースト!
テニスならロジャー・フェデラー!
プロレスならカート・ヘニング!?
野球なら・・・ ミスター???

じゃあ、ギター界におけるミスター・パーフェクトは?

独断と偏見で“John Petrucci(ジョン・ペトルーシ)”にします。
(プログレッシブ・メタルの草分けにして最高峰のバンド“Dream Theater(ドリーム・シアター)”のギタリストであり、世界中にフォロワーが存在するスゴイ人なのだ)

速かろうが、変拍子だろうが、弦が6本だろうが7本だろうが、狂うこと無き正確無比なピッキング。
緻密に構築された難解なフレーズにおける安定感。
それらを生み出すテクニックを、膨大かつ濃密なトレーニングによって習得したという事実。

まさにミスター・パーフェクト!
「練習なんてしたことないね」的なことを口にするやつらにこの称号は与えられません。

そんなミスター・パーフェクトことペトルーシ、現在はミュージックマン製のモデルを使用していますが、古くからのファンならアイバニーズ製のモデルへの思い入れは強いはず。
なので今回は、アイバニーズ製ペトルーシモデルJPM100 通称“ピカソ”を使用していた時期に絞っていきたいと思います。

でわでわ、ピックアップ交換のすすめ ジョン・ペトルーシ(ピカソ期)編

まずは“ピカソ”ことアイバニーズJPM100を御覧下さい。
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この奇抜なペイントのギター、カタログ掲載は1995年からですが、ペトルーシ自身はそれ以前から使用しており、1992年発売の大ヒットアルバム“Images & Words”のツアーではすでに使用しているのが確認できます。

市販化される以前の仕様なので定かではありませんが、当時はフロントに「DP-156 Humbucker From Hell」、ブリッジに「DP-155 Tone Zone」がマウントされていたようです。

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ネーミングセンスに些か疑問を感じますが、ハムバッカー構造でありながらシングルピックアップのような煌びやかな音は、フロントにマウントすることを前提に開発されたことがよく分かります。
(しかし名前はどうにかならんかったんですかね。名前だけ聞くと超ハイパワーなんですけど・・・)



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ブランド内でもトップクラスのネームヴァリューと、出すぎなぐらいの低音を持つピックアップです。
ハイパワー系ピックアップ四天王の一角を担っており、低音弦を刻んだ感触は“ザクザク”とゆうより、“ズムズム”って感じですかね?
(うまい例えが思いつかず、擬音に逃げてしまってスイマセン)



1995年、ピカソギターが市販化された際のピックアップ構成はフロントに「DP-193 Air Norton」、ブリッジは「DP-161 Steve’s Special」が搭載されていました。
(1994年発売の3rdアルバム”Awake”のツアー中、DP193/DP161に変わっていたとかいないとか)

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“エアバッカーテクノロジー”なるデイマジオ社の特許技術を用いて作られた初号機で、ミドルクラスのパワーを有しながらも、フロントポジションで潰れない音が得られるので、ハイパワーなピップアップをブリッジに搭載している場合に音量のバランスがとり易かったり、ピッキングのニュアンスが出しやすかったり等、メリットだらけ。



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高域と低域をブーストし、中域をカットした所謂“ドンシャリ”な音。
中域をカットしてあるおかげで、歪ませた時の粒立ちが良く、ハイパワーなピックアップでありながら、スッキリした印象です。
(Steve’s Specialという名前は、開発者のスティーブ・ブルチャーから付けられたもので、ヴァイやモーズは関係ありません。)

ミスター・パーフェクトが愛した機材の一部を自分のギターに組み込んでみませんか?

ちなみに御茶ノ水本店ではピックアップ交換無料キャンペーン中です。
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