ピックアップ交換のすすめ

スティーブ・ハリス編

2015-07-23 134665 B

ベーシストのみなさんは「プレベにフラット弦を張って指弾き」からどんな音をイメージされますか?
SoulやR&Bでよく耳にするような丸くふくよかな音じゃないですか?

普通はそうです。
私もそうです。
そりゃそうです。そうゆう音を出したくなるようなコンビネーションですから。

ただ、この組み合わせからは想像できないような音をだす歌舞伎者が遠く離れた異国の地イギリスにおりまして、名を“スティーブ・ハリス”といいます。

世界的な成功を収め、今なお精力的に活動を続けるヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」のリーダーでもあるハリスは、フラット弦を張ったプレベをその豪腕(豪指?)で叩きつけるように弾くことで、スラップやピック弾きを彷彿とさせるほどアタックの強いサウンドを生み出しています。

そのプレイをコピーしようとする者は前腕筋の死を覚悟する必要があり、1曲通して弾ききるのも困難な曲ばかり。
(ツーフィンガーってことで決着してるそうですが、スピード的にスリーフィンガーじゃないと無理でしょ?ただ、ツーフィンガーじゃないとアタック音が出しにくいとゆうジレンマが)

そんな唯我独尊なハリスですが、難攻不落なのはあくまでプレイ面での話。
機材的には一環してプレベにフラット弦なのですから真似しやすい訳です。

「機材の問題じゃないか?」 と疑いながらの練習はなかなか捗らないもので…じゃあまずは同じ機材を揃えましょう。

という訳で、ピックアップ交換のすすめ スティーブ・ハリス編

用意するのはフラットワウンド弦を張ったプレシジョンベース。
(できればメイプル指板のものがいいでしょう。バダスブリッジなんかが付いてればなお良し。)
今回はここに「Seymour Duncan / SPB-4 Steve Harris Signature」を加えます。
画像クリックで商品ページにジャンプします。
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このピックアップの特長をメーカーページにて調べると、
「数え切れないほどの観衆とその鼓膜を魅了してきたスティーブハリス。彼の放つビーストトーンを持つシグネチュアピックアップの登場です。アルニコ5ロッドマグネットと独自のヴィンテージ・ホットコイルで構成されるこのピックアップは、ミッドレンジをプッシュした力強いサウンドとタイトなベース、そしてトレブルのレスポンスを兼ね備えています。SPB-4は直流抵抗値を約13kとSPB-1よりも若干出力を高めに設定し、同等の抵抗値を持つ他のピックアップに比べ、よりダイナミックで彼のユニークなツーフィンガー・プレイスタイルに敏感に反応するように作られています。」(メーカーサイト抜粋)
とのこと。

説明文にでてくるSPB-1は同ブランドの中で最もローパワーなモデルで、直流抵抗値は約11.6k。必要十分な低域を持ちつつも、特に中高域の“コリッ”とした歯触りはヴィンテージライクなサウンドを嗜好する人には特にお薦めです。
そんなSPB-1の持つ特性を中域にシフトさせ、“コリッ”“ゴリッ”に化けさせたピックアップがSPB-4ではないかと個人的には思っております。

さらにSPB-4はポールピースにアース処理が施されているため、振り抜いた指がポールピースに当たって出てしまうタッチノイズを軽減してくれます。
弾き方までコピーするうえでありがたいですね。
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こいつをプレベに載せてしまえば言い訳できません。
(アンプとかエフェクターは?   いやっ まぁ そうなんですけど・・・)
あとは腕次第です!!

ちなみに御茶ノ水本店ではピックアップ交換無料キャンペーン中です。
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