Ishibashi Mail Magazine / 角田"mittan"美喜の『DRUMMERTIC LIFE』（ドラマーチックライフ）

第29回（2011年9月22日発行）

　ようやく涼しくなって秋らしくなってきました。みなさん夏の疲れは残っていませんか？暑い時こそたくさん食べて、たくさん水分補給をと思っていたら、夏やせなどすっかり無縁になってしまいました。この夏のビールの消費量は例年以上。ビールは水分だけではないので、食べ過ぎ飲み過ぎですね（笑）

　さて、新しいドラムセットを作る計画でかれこれ7ヶ月経ちました。オリジナルシェル、オリジナルカラーでの新しいセットは、なんと1993年以来18年振りです。ニューカラーのカバリングはアメリカに発注してありまして、まったくのオリジナルなので到着まで時間がかかっています。年内にお披露目できるといいな。とても楽しみです。

　今日はそんな私のドラムセットの歴史を話してみたいと思います。昔はデジカメなんてなかったからドラムの写真もあまり残っていないのが残念ですが…。

　1番最初は兄の持っていたHighmax？という通販4点セット。色はブラック。ここからすべて始まりました。

そして、最初の自分のドラムセット。沖縄のロックバンド「紫」のドラマー宮永英一さんに買う時に付き添っていただいて、ヤマハYD-9000RGホットレッドの24"ツーバスに決定。宮永さんに「君は24"にしなさい」と…（笑）18歳の時です。

　デビューの1985年からはヤマハYD-9000RCDホワイトラッカーフィニッシュになりました。超深胴ブームでしたから。レコーディングではSHOW-YAのアルバム「Glamour」まで、9000RGのホットレッドを使っていました。

　それから1989年にパールZシリーズの特注JEEPカラーになりました。JEEP CJ-7という愛車のカラーは深い赤にオレンジのラインが入っていました。パールの工場の塗装のおじさん、おばさんの所へも通いました。懐かしいな。SHOW-YAの「Outerlimits」はできたてのZシリーズでレコーディングしました。当時はスタジオにドラム用の山台を組んで、マイクを下から狙って録ったりする工夫もしていましたね。残念ながらそのセットは機材車事故でつぶれてしまい、今はありませんが、人間が無事で何よりでした。

　その後1990年からは、今もライブでのメインであるキラキラセットでSHOW-YA「HARD WAY」をレコーディング。このセットは日本用とLA用でツーセット作りました。

　以後1993年に作ったパープルサンバーストのMRは第2期、第3期のSHOW-YAで、その後2000年のカーボンプライメイプルはいろいろなサポートお仕事やレコーディングのお仕事で活躍。2003年は過去のセットのカバリングを張り替えてヴィンテージパールのホワイトパールを作りました。このセットは小口径キックで22"と20"でe-ha?というトリオバンドで活躍してくれました。詳しくは私のWeb Site「mittan.com」のInstrumentsを見てみてくださいね。

　さて、明日はSHOW-YA久しぶりの東京ワンマンライブです。是非遊びにいらしてくださいね！それではまた来月！

当時のJeep cj7にキラキラセットを載せて	MRパープルサンバーストオリジナルカラー
このMRの18インチフロアタムは後に18インチバスドラに改造	カーボンプライメイプル、22インチと24インチのツーバス
ホワイトパールラッカー20インチ、3点セット	ホワイトパールラッカー20インチ、3点セット
どーもくん用、20インチ・キラキラちびちゃんセット	SHOW-YAキラキラフルセット