Ishibashi Mail Magazine Vol.34 2007年11月8日発行

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」 VOL.22



皆さんこんにちは。
今回はプロを目指している皆さんへ・・・

僕は中学でBoowyを聴いてギターを始め、ラウドネス→ヴァンへイレン
→(高校時代)・イングウェイマルムスティーン→ヌーノ(エクストリーム)
→ジミヘン→(専門学校時代)・ジョージベンソン→デヴィットT
→リオノセンテリ(ミーターズのギタリスト)→グラントグリーン
→ウェスモンゴメリー、・・・まだまだたくさんいますが
このようなギターリスト達にハマり、コピーをしてきました。

 音楽専門学校をでてから20歳〜デビューするまでの間はJazzはもちろん
Rock、Funk、 R&B、ほぼすべてのジャンルでセッションしていました。

 その頃の先輩には一つのジャンルに絞り極めたほうがいいんだ!
なんて言われたことおありました。
あくまで表面上のことを分かりやすく表すものがジャンルであって、
ハードロックもジャズもクラシックも、表現方法、音量は違いますが、
ハートから出るエネルギーは一緒です。

 僕の場合様々な音楽を聴いて思うのは、揺さぶられるポイントというのは、
そこを感じられるか感じられないかだけです。いや、音楽に限らずすべてかな。
大袈裟に例えると、定食屋の料理一つとっても作り手の愛情があるか
ないかで大きく違います。

 テクニックがあることと感動させることは別次元です。人の発想、
能力を遥かに超えた場合は別ですが。

 自分のテクニックとハートが一つになり、受ける側にそれを伝えて
いくにはどうしたらいいのでしょうか?

 例えばそんなの関係ない!ただ楽しければいいんだ!というのも
その人のスタイルだし、このフレーズを俺の武器にしよう、みたいな
計算的なものもあり得ます。
そこに突き抜ける何かがあるかどうかです。
答はどんどん変化する場合もあるだろうし、人それぞれ違うはず!

 ジャンルに惑わされず、音楽だけじゃなく視野を広げ、自分の
表現方法を見つけて下さいね。


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