Ishibashi Mail Magazine Vol.31 2007年9月20日発行

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」 VOL.19



みなさんこんにちは。



先日テレビでも放送されましたが、川崎景太さんというフラワーデザイナーを

知っていますか?

数年前に対談したときから仲良くさせてもらっています。

フラワーアート界の最先端であり自由で斬新でいつもその発想に驚くばかり・・・。



先日、フラワーアート+キャンドルアート+ソロギターというコラボレーションが

景太さんのダイニングレストラン"サマサマ"で実現。

ステージのイスに座った瞬間すでに見事なアート空間でした。



 音は空気を伝っていくもので、愛情が込められているその空間で出す一音が

どんなに心地良かったか、言葉ではいい表せないくらいです。





 表現のヒントになった印象的な言葉もたくさんありますがそのうちの一つを・・・



 "植物を切るとき、一瞬痛いと思うかも知れないけど、君達が今まで見たことの

ない世界を教えてあげるから"

愛情を与えられ素晴らしい作品になる植物は幸せだと思います。



ギターも木で作られたもので植物です。



木が生きている間にたくさん愛情を込めて弾けば必ず反応してくれるはずです。



 いい音が出せなくて悩んでる方もたくさんいると思いますが、楽器に心から愛情を

注いで見るのも、一つの解決策かも知れません。



 違う分野で感動したことは、リアルでありその人自身の個性です。

その人自身の表現すべきヒントが隠されているはずです。



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