Ishibashi Mail Magazine Vol.18 2007年3月8日発行

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」 VOL.6



BOφWYからギターを初めてラウドネス→ヴァンヘイレンにハマったのが中学三年の時。

『卒業アルバムの日記に海外の大きな舞台で演奏したいです』と書いてから十七年。

今回のアジア最大のジャズフェスティバル、JAVA JAZZ FESTIVALへの出演はまさに

夢が叶う瞬間でした。



会場は全部で13会場。

わかりやすく言うと、FUJI ROCK FESTIVALを日本では考えられない程の大きな

施設の中で行う感じです。



ジャカルタの方々はホントに音楽好きで反応がすごい!

最後の曲で思い切って客席へ一歩踏み出した途端、皆、座席から立ち上がって

どんどん前へ押し寄せてきてくれました。スゴかったです。うれしい反応でしたね!

おそらく名前も知らない、音も初めてという環境でありながら、僕らのステージを

心から楽しんでくれている、そんな皆さんを見て逆に僕の方が勇気付けられました。

とりあえず初の海外演奏は無事大成功でホッとしています。



あとはとにかく三日間色々なライブを満喫しました。

チャカカーン、ジョンスコフィールド、フランクマッコム、セルジオメンデス、

ジェイミーカラム、トーチャードソール、リチャードボナ、レベル42、

カイルイースドウッド、ジャカルタのバンドetc…。

それらは本当に刺激になりました。



今回改めて感じたのは、世界で活躍する素晴らしいミュージシャンは

皆OPEN MINDであり、全身全霊で自分の音楽を表現しているという事。

テクニックは表現するための手段でしかありません。



当たり前の事なのですが、たくさんの素晴らしいライブを観た後に残った感想は

それに尽きました。

後で感じたのはジャカルタで出会う人みんな、目が綺麗でいい笑顔でした。









写真はギターを運んでくれた現地スタッフとの写真。

ファンキーで明るくかなりいい味出していましたよ(笑)

今回の旅で次の目標、夢が新しく出来ました。



次は実現するまで何年かかるかな?







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