Ishibashi Mail Magazine Vol.30 2007年9月5日発行

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」

小沼ようすけ 音楽コラム「ソロギター・トーク」 VOL.18



みなさんこんにちは!



 怒濤のライブ&レコーディング月間だった7、8月が終わり

ホッとしています。



 今日はよく聞かれる質問のうちの一つに答えようかなと思います。

"ジャズをやりたいんですが何を練習したら良いですかー"



 練習方法が分からず、なかなか手を付けられない方も多いはず。

ジャズを英語に例えると、まず言葉(フレーズ)、発音(アーティキレーション)、

文法(コード、理論的なもの、セッションの基本的な法則)が必要です。

人とセッションする場合、ある程度それを知らないと不可能です。

自分なりの表現を追求し続ける手もありますが、やはり基本は押さえましょう。



40年代〜60年代のジャズをお勧めします。音源を鼻歌で歌えるようになるまで

聴きまくり、耳コピーをするのが一番早い近道です。

なぜかというと先ほど述べた、基本三要素が一度に学べるからです。



 自分がカッコいいと思えるのを見つけ(←重要)、最初は曲の譜面(スタンダードブッ

ク的なもの)を見ながらコードを追って見る。

音を拾ってその曲のキー、コード進行に対してどのような音を使ってるのか

考えてみる。

わからないところは誰かに聞く(←重要)。



僕の場合コピーノートを作って自分なりに書き込んでいました。



 自分がグッと来た部分だけでいいと思います。

そのポイントがたくさん化学反応を起こし、後に個性になるはずです。

もちろんそういうことをまったくしなくても素晴らしいミュージシャンは

たくさんいますが、ロック上がりの僕にとっては一番近道な方法でした。



とにかく何かしらやってみることが大切です。

参考にしてくださいね。



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