Ishibashi Mail Magazine Vol.13

Chapter:7 THE STRAT PACK / LIVE IN CONCERT

フェンダー・ストラトキャスター生誕50周年を記念して行われたこのライブ。
2004年9月24日、ロンドン・ウェンブリー・アリーナで開催され、数多くのストラト
を愛するアーティストが一挙に集合していると言う恐ろしいくらい豪華キャスト。

 参加しているアーティストをあげてみるとブライアン・メイ、ポール・ロジャース
ゲイリー・ムーア、ロニー・ウッド、ジョー・ウォルシュ、アルバート・リー、マイク
・ラザフォード、フィル・マンザネラ、シャドウズ、クリケッツ、ハンク・マーヴィン
そしてデイブ・ギルモアと私の好きなアーティストが目白押しである。

 1曲目からクリケッツにアルバート・リーとブライアン・メイが加わってのセッション
で始まる。見所ではブライアンがストラトを持っている。それだけで珍しい!
そして顔でギターを弾く男、ゲイリー・ムーアが登場し、ジミヘンの”RED HOUSE"
を演奏する。これがまた入魂のプレイで、しかもあのフェスタレッドのストラトを
持ってのプレイとなれば、ファンにはたまらない映像である。
 このコンサートがきっかけとなり、ブライアン・メイとポール・ロジャースが意気投合し
あの新しい”QUEEN”が生まれたのも有名な話である。このライブでのポールの声は
乗りに乗っていて、絶対に鍛えてたに違いない事が良くわかる。

 そしてラス前、遂にデイブ・ギルモアの登場。やはりイギリスでの人気は不動のもの
で演奏も圧巻である。当然、フロイドの曲であるがシンプルなセットアップでありながら
出音はやはりギルモアなのである。フィナーレではなんと全アーティストがストラトを
持ってのセッション!これに関してはここまでやるかという演出であるが、これもまた
ストラトと言うギターの歴史が深いと言う明石でもあるのだろう。
 ストラトというとクラプトンと言うイメージがあるが、あえてクラプトンが出演して
いないところに、このライブの面白みも増す。クラプトンはこの手のイベントに出過ぎ
のような気がしてならないのは私だけであろうか。

 ライナーにも書いてあるが生誕50周年でこの顔ぶれ、2009年のフェンダー生誕100周年
の際にはどうなってしまうのだろうか?この顔ぶれの中にも亡くなった人が出てしまう
のかな〜。と言っている時にJBの訃報が・・・ご冥福を祈ります。
そんな感じで良いお年を!




[THE STRAT PACK / LIVE IN CONCERT]
1.PEGGY SUE/THE CRICKETS,ALBERT LEE & BRIAN MAY
2.MAYBE BABY/THE CRICKETS,ALBERT LEE & BRIAN MAY
3.IFOUGHT THE LAW/THE CRICKETS,ALBERT LEE & BRIAN MAY
4.OH BOY/THE CRICKETS,ALBERT LEE & BRIAN MAY
5.THAT'LL BE THE DAY/THE CRICKETS,ALBERT LEE & BRIAN MAY
6.THE RISE AND FALL OF FLINGEL BUNT/HANK MARVIN & BEN MARVIN
7.SLEEPWALK/HANK MARVIN & BEN MARVIN
8.APACHE/HANK MARVIN & BEN MARVIN
9.I'M ON MY WAY/THERESA ANDERSSON
10.COUNTRY BOY/ALBERT LEE & THERESA ANDERSSON
11.HOW LONG/MIKE RUTHERFORD & PAUL CARRACK
12.ALL ALONG THE WATCHTOWER/MIKE RUTHERFORD & PAUL CARRACK
13.WHILE MY GUTAR GENTLY WEEPS/MIKE RUTHERFORD & PAUL CARRACK
14.I CAN'T DANCE/MIKE RUTHERFORD & PAUL CARRACK
15.RED HOUSE/GARY MOORE
16.ANGEL/JAMIE CULLUM
17.STRONGER THAN ME/AMY WINEHOUSE
18.MUDDY WATER BULES/PAUL RODGERS
19.DRINKING/PAUL RODGERS,JASMINE & STEVE RODGERS
20.ALL RIGHT NOW/PAUL RODGERS & BRIAN MAY
21.CAN'T GET ENOUGH/PAUL RODGERS & JOE WALSH
22.FUNK 49/JOE WALSH
23.LIFE'S BEEN GOOD/JOE WALSH
24.LIFE IN THE FAST LANE/JOE WALSH
25.ROCKY MOUNTAIN WAY/JOE WALSH
26.6PM/PHIL MANZANERA
27.MAROONED/DAVID GILMOUR
28.COME BACK TO LIFE/DAVID GILMOUR
29.SORROW/DAVID GILMOUR
30.OOH LA LA/RONNIE WOOD
31.STAY WITH ME/ALL STAR LINE-UP






もろストラト・ジャケット

ストラトの載っていない雑誌は無い!



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