Ishibashi Mail Magazine Vol.11

FENDER TELECASTER 1968年製 SERIAL NO.231528


50年代初頭、レオフェンダーはブロードキャスターと呼ばれるエレキ
ギターを製作しました。ブロードキャスターはグレッチ社の商品名と
ダブってしまった為、一時商品名の無い時期がありました。
この時期の愛称はノーキャスターです。

その後、当初2ピックアップ仕様にてエスクワイヤーが製作されました。
この時期のエスクワイヤーには、トラスロッドが入っていない物がプロト
タイプとして製作されましたが、当時フェンダーセールスを担当していた
ドンランドールによって、トラスロッドが入っていなくては販売しずらい
との判断で、トラスロッドが定番化されました。
その後、1ピックアップ仕様(リアのみ)のエスクワイヤーと2ピック
アップ仕様のテレキャスターがラインナップとして1952年に完成致しました。
フェンダー社はその後、1965年1月にコロンビアレコードに企業買収を
されます。そしてCBSフェンダーの時代が始まります。

 CBSは従来の製作方法を徹底的に見直し、コスト削減と生産効率の向上を
狙いました。また、新しいモデルの開発とモデルチェンジをくり返しました。
今回ご紹介する68年製のテレキャスターも従来の常識をぶち破る様々な
アイデアが盛り込まれております。先ずは、CBS以降に本格的に設計された
貼りメイプル指板があげられます。従来では貼りといえばローズ指板でしたが、
メイプル材を指板面に採用する事で、ネックの強度を強化にもつながり、
現在ではこの当時でしか無いスペックゆえ、希少なサウンドを生み出して
おります。

 また、この時期のフェンダーには66年製のポットが使用され、66年に大量に
仕入れた形跡を見ることが出来ます。ボディーの形状は71年頃までこのタイプ
が継承され、往年のシェイプとなっております。古くはロイ・ブキャナン、
ジェフ・ベック、ウィルコ・ジョンソン、デイブ・ギルモアや80年代以降の
アーティストでもジョー・ストラマー、クリッシー・ハインド等あらゆる
ジャンルに使われ、そして愛されてきたギター、テレキャスター。
現在では、ジョンイングリッシュをはじめ多くのマスタービルダーによって
”貼りメイプル”は復刻され、当時のクリスピーかつ粘りのあるサウンドを
再現しております。
まさにレジェンダリー〜!

<お問い合わせ>
石橋楽器 渋谷店
TEL 03-3770-1484
shibuya@ishibashi.co.jp


<プロフェッサー岸本:プロフィール>
平成8年入社。現渋谷店のサブマネージャー。
ヴェンテージギターに関しての知識はイシバシでNo.1!
プロミュージシャンもお得意様にとても多く、彼のマインドに惚れ込み
多数お店に通っていただいている。
また、英語力もまずまずの為、直接ギター工場のマスター・ビルダーと
話し合いする事も。彼自身のフェイバリット・ミュージックは
カントリーロック、ブルーグラス等。
「親切丁寧な接客」をモットーに、ヴィンテージギター、高額ギターの
ご相談等、いつでも渋谷店にてお待ちしております。





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