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Ishibashi Mail Magazine Vol.4

Fender 1960 Stratocaster 3TS Serial No.52220

1958年より製作が始まるのが3トーンサンバーストである。
そして、ローズ指板の製作が1959年より開始され、1959年
から1962年にかけて製作されたのがスラブ張りによるローズ
ネックである。

ボディーを見ていくと、当時の塗装方法は、ネイルポケット
と呼ばれる小さい穴がネック下部とブリッジ上部、ジャック
部に存在し、この穴には塗装の段階で釘が打たれ、床おきに
塗装をふいたり、積み重ねて乾燥させたりという具合に使用
されていた。

ヘッド部では、パテントナンバーの無いデカールが使用された
最後の年であり、シンプルな50年代スパロゴの最終型となる。
ネックデイトは鉛筆書きで9-60と記され、60年9月製作と読み
とることが出来る。
ボディーのコントロールキャビティーもピックガード止めネジ
が増えたため、出っ張った形状が採用され、3プライのピック
ガード採用に伴ってアルミ製のシールドもピックガード全面
サイズへと変化していく。キャパシターはコーネルダブラー製
のポッティングされていない0.1MFが使用されている。

このスラブ時期の1959年後半から1960年にかけてのサンバー
ストは赤色部が退色しやすく、2トーンサンバーストに見える
物があり、このバーストは俗に”ハニーサンバーストと呼ばれ
ている。
スラブでハニーバーストのオフセット2ピースボディーストラトは、
フェンダー社マスタービルダーのジョン・イングリッシュやジョン
・クルーズ達が当時の製法まで研究し、究極のレプリカ製作を
手がけているところである。
近年、レリック等の製作技術も向上し、加えてマスタービルダーと
言う究極の製作者も生まれ、歴史を復元できる環境が整って来て
いる。先月発売されたジェフベック・シグネチャーTLも、ジェフ
本人が手にした時、自分のギターが帰ってきたと思うくらいに
精巧に製作されていたという。60年代に輝いていたカラーが、その
時代のままのカラーに再現できる技術は既に手の中にある。
まさにレジェンダリー!

この商品のお問合せは渋谷店まで
TEL.03-3770-1484
shibuya@ishibashi.co.jp







プロフェッサー岸本:プロフィール

平成8年入社。現渋谷店のサブマネージャー。
ヴェンテージギターに関しての知識はイシバシでNo.1!
プロミュージシャンもお得意様にとても多く、彼のマインドに惚れ込み
多数お店に通っていただいている。
また、英語力もまずまずの為、直接ギター工場のマスター・ビルダーと
話し合いする事も。彼自身のフェイバリット・ミュージックは
カントリーロック、ブルーグラス等。
「親切丁寧な接客」をモットーに、ヴィンテージギター、高額ギターの
ご相談等、いつでも渋谷店にてお待ちしております。

 


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