Ishibashi Mail Magazine

もう一度、この一枚を聞け! バックナンバー

「イシバシ・メールマガジン」初回発行以来、継続している人気コーナー”この1枚を聞け”の全てのバックナンバーを掲載しました。アルバム発売当時の時代背景やエピソードも満載!ややマニアックな一枚をもう一度要チェックです!


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FISH OUT OF WATER / CHRIS SQUIRE


75年に発表されたご存知YESのベーシスト、クリス・スクワイヤーのソロ・アル
バム第1作。この頃のプログレバンドは皆挙ってソロアルバムを出している。
イエスもご多分に漏れずでギターのスティーブ・ハウ、ヴォーカルのジョン・アン
ダーソン、リック・ウェイクマンはもちろんの事、ドラムのアラン・ホワイトまでが
リリースしている。ドラマーのソロ・アルバムってどうなんでしょ〜!?
発売時期としてはイエスのアルバム「リレイヤー」が発売された一年後くらい
だったと思いますが、この時期スティーブ・ハウも「ビキニングス」と言うソロ
を出している。だったらバンドで出せば良いのにと思うが、それがこの時代であって
メンバー間の確執等もソロアルバムへの参加者を見ると良く解る。

 それはともかくこのアルバム、何がすごいかってドラムにビル・ブラッフォード
を迎え、サックスにメルコリンズと正にクリムゾンの「RED」状態なのです。
まあ、キーボードもこの時期イエスに加入していたパトリック・モラッツが弾いて
いるので、何も言わずに聞けばイエスのニューアルバムといっても疑わないと
思うのですが、そこはやっぱりクリスが前面に出ているところがオイシイ一面。

 全面にわたってリッケンにマエストロ・ベースブラスマスター/サウンドが炸裂
していて、ベーシストが聞いても飽きない一枚ではないでしょうか。それとイエス
でのコーラスの源はクリスであるため、アルバム全てにおいて完成度の高いコーラス
を披露している。
また、スティーブのソロアルバムと比較するとギターをこれでもかと全面に出している
スティーブのソロに比べ、オーケストラ等を多用し、音に厚みを出している所も
非常に注目するべき点だと思う。また、ロジャー・ディーン作のジャケットを
使用しないところもGoodではないですか!

 私自身、イエスを実際に見るのはこれから10年以上後になるわけで、その時には
既にこの時期のマインドは欠片も無くなっていた状況で、後3年早く生まれていれば
73年の初来日公演が見れていたと思うと時代を恨みます。
因みにこのアルバム、日本では既に廃盤になっていると聞いております。近くの
中古CD屋さんでもチェックしてみてください。

また、最近CD番号等を教えてくれという様なご要望も頂いているのですが、廃盤に
なっている物もある為、あえて掲載しておりません。スイマセンがネットやショップ
で探してみてください。

by JS

マエストロ・ベースブラスマスター

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