Ishibashi Mail Magazine

Ishibashi Mail Magazine Vol.119

ガッキ動画TV 第3回




Line 6 StageSource L2t


 Line 6はPODに代表されるアンプ・モデリングなど、ギター用製品のイメージが強いと思いますが、現在はマルチエフェクターやアンプからワイヤレス、ギター、モバイルまで、幅広い製品を開発しています。その根底にあるのは、ミュージシャンがこれまで抱えてきた問題を解決することで、クリエイティブな音楽制作やパフォーマンスの作業そのものに専念できる環境をお届けするということです。

 今回ご紹介するSTAGESOURCEシリーズは、ミュージシャンの感性を維持したまま、直感的に操作、セットアップができ、革新性の高い製品として、にわかに注目を集めています。

 StageSource L2tには、エフェクト内蔵の2chミキサーを本体のサイドパネルに搭載。マイクや楽器、外部ミキサー、MP3プレーヤーなど各種接続可能。各入力チャンネルには、3バンドEQ、リバーブ、ダブリングの様にボーカルに厚みを持たせるモジュレーションといったエフェクトを装備。

 また、アコースティックギターの接続に関して、Line 6が得意とするモデリング技術が投入されています。ピエゾ・ピックアップの付いたアコースティックギターのライン接続でありがちな、音の薄さ(細さ)は、モデリングがボディの響きを加えることで、サウンドに深みと暖かさを追加します。

 さらに、フィードバック・サプレッションと出力リミッター搭載により、演奏中のフィードバック(ハウリング)を自動的に防止してくれます。弾き語りや小規模セッションなら、このスピーカーのみで、PAシステムを作ることも可能です。

StageScape M20d
 StageScape M20dは、7インチ・フルカラー・タッチスクリーンを搭載しており、一般的なPAミキサーにノブやフェーダーが並ぶ代わりに、各演奏者や入力を示すアイコンがステージ上に表示されます。演奏者のアイコンをタッチすると、そのチャンネルに関連するエフェクトや音量など全てのパラメーターへアクセス可能となり、視覚的かつ直感的な操作が可能となっています。

 L6 LinkケーブルでL2tとM20dを接続するだけで、自動的にL/Rの振り分けなどがインテリジェントに設定され、グラフィカルなインターフェースを採用したシステムにSTAGESOURCEスピーカーに統合したライブサウンド・システムへと、簡単にグレードアップできます。


Features
素晴らしいライブ・サウンドを生み出し、あらゆるライブのシチュエーションに対応できるSmart Speakerモード
3バンドEQ、スマート・エフェクト、アコースティック・ギター・モデリングなどを搭載するマルチチャンネル・ミキサー
真のスケール性を実現するマルチ機能のモジュラー・アーキテクチャー
L6 LINK 経由でデジタル・ネットワーキング
バイアンプ800Wの2ウェイ・スピーカー・システム
マルチバンド・フィードバック・サプレッション
加速度センサー、ポールマウント・センサーを内蔵
バックライン・モード時にスピーカー出力を上方へ向けるバーチャル・ティルトバック機能
M10サスペンション・ポイントを装備するツアーグレードのプライウッド製エンクロージャー
簡単に持ち運べるリトラクタブル・ハンドル


Line 6 StageSourceシリーズについて詳しくはこちらから!


店頭デモイベント開催!


今回動画でデモンストレーションを担当した大平伸正さんが、イシバシ楽器店頭で実演とともに紹介するデモが開催されます。これ1台でクオリティの高いライブサウンドが得られることを、ぜひ会場で体感してください。


→イベントについて詳しくはこちら!


デモンストレーター:大平伸正(ghostnote=ゴーストノート)
デモンストレーター:大平伸正(ghostnote=ゴーストノート)
1983年8月15日/岡山県総社市出身。
2008年にメジャーデビューを果たしたスリーピース・バンド、ghostnote (ゴーストノート) のボーカル&ギター担当。楽曲がCMやドラマ主題歌、イメージソングなどに採用されるなどメロディーラインの評価も高く、またライブも精力的に行っており、2012年には年間170本以上のライブを敢行。最新作は2012年発売の『きもちはつたわる』。


→ghostnote オフィシャルサイト
→大平伸正 Twitter