Ishibashi Mail Magazine

Ishibashi Mail Magazine Vol.

楽器流行通信第20回(最終回)




Zildjian gen16


 シンバルの老舗ブランド、ジルジャンから新しく出た「gen16」。穴がたくさん開いていて、その下にはブルーに光るピックアップ。明らかに従来のエレドラのシンバルパッドと異なるそのルックスは、エレドラを使っているドラマー諸兄も気になっている方は多いのではないだろうか。その見た目ももちろんだが、どんな演奏が可能なのか、今回確かめてみることにしよう。

 エレドラといえばヤマハのDTXシリーズでもおなじみであるが、スネアドラムやバスドラムのパッドにおいては、打感を追求したさまざまな工夫がこらされている。より自然なフィーリングでプレイできることは、演奏者にとって非常に重要な部分であるため、生ドラムと遜色のない演奏感を目指した改良は日々継続されている。ただシンバルパッドにおいては、演奏表現上必要な叩く強さ・場所による音色の変化は、センサーの複数配置や感度の向上などにより実現していたものの、演奏感を劇的に向上させる変化は少なかったように思える。合成ゴム製のパッドでは、微細なクレッシェンド表現や、それに伴う楽器からのフィードバック〜スティックに伝わるレスポンスが感じにくかった。気持ちよく演奏できるかといえば、そうではなかったと言えよう。

 gen16はアコースティック・エレクトリック・シンバルシステムと銘打っている。これまでのゴム製パッドの「トリガーシステム」とは異なる「ピックアップシステム」を採用。エレドラというものの性質として、叩いて出る音を小さくする必要があるが、このgen16では金属のシンバルに多数の穴を穿つことで実現している。音量は7割(製品により異なる)もカット。実際に振動している3割の音を拾い、アウトプットする仕組みである。いわばエレキギターやエレアコギターの仕組みに近い考え方だ。

 実際の金属シンバルを使用しているのだから打感はすこぶる良い。シンバルそのものの振動をピックアップしているおかげで、トリガーを採用しているゴム製パッドでは到底実現できない、ワイヤーブラシの繊細なニュアンスもバッチリ出せるのだ。また、リベットなどシズル効果を生み出すアイテムをそのまま使用することも出来る。動画の中では実際にジングルを取り付け演奏している。ぜひその効果を確かめて欲しい。



詳しくは→こちらのページで!
 今回は導入編ということで、実際の奏法や簡単な機能を紹介しているが、このgen16をフルに使いこなす上で非常にためになる、Bunta氏によるイベントも開催される。興味のあるドラマーは要チェックだ。

2013年1月20日(日)
Open 16:30 / Start 17:00 限定60名様
会場:J-POP CAFE 渋谷
店頭販売チケット:¥1,500(消費税込)
Webチケット:¥2,000(配送手数料・消費税込)

GEN16 AE CYMBALS BOX SET 480
GEN16 AE CYMBALS BOX SET 368
◆セット内容
14" AE HiHats w/Pickup
18" AE Crash w/Pickup
20" AE Ride w/Pickup
AE Digital Cymbal Processor
AE 5 Channel Cable Snake
AE Digital Cymbal Processor Mounting Kit
◆セット内容
13" AE HiHats w/Pickup
16" AE Crash w/Pickup
18" AE Ride w/Pickup
AE Digital Cymbal Processor
AE 5 Channel Cable Snake
AE Digital Cymbal Processor Mounting Kit

→イシバシ全店のgen16はこちらから!



Bunta (from TOTALFAT)
→TOTALFAT オフィシャルサイト
→BUNTAオフィシャルブログ

Bunta (from TOTALFAT)
プロフィール

<2000年に八王子で結成されたTOTALFATは、圧倒的なLiveパフォーマンスと演奏力の高さでLiveはソールドアウト続出。現在人気絶頂中のバンド。ドラムを担当するBuntaは、バンド活動のみならず、ドラマーとしても精力的に活動している。2009年には記念すべき第1回ドラムマガジンフェスティバルにトップバッターで出演。このイベントでドラマーBuntaが日本中に知れ渡る。
そして2012年にDJ:Sho(Burnin' Purpz)とのユニット、Sugar Kidsを結成。DJとドラムの斬新なユニットの為、様々なイベントに出演依頼が来ている。
LIVE SCHEDULE
2012/12/29 (Sat) @"-The Hottest Rock of 2013-" 2号館 [FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY]
2012/12/30 (Sun) @幕張メッセ国際展示場 [COUNTDOWN JAPAN 12/13]
2013/1/12 (Sat) @梅田 QUATTRO [PUNISHER'S NIGHT 2013]
2013/1/18 (Fri) @岐阜 RAD REVER [F.I.B]
2013/1/19 (Sat) @静岡 Sunash [F.I.B]
2013/1/27 (Sun) @渋谷CLUB QUATTRO [PUNISHER'S NIGHT 2013]
2013/3/30 (Sat) @神戸ワールド記念センター [PUNKSPRING2013]
2013/3/31 (Sun) @幕張メッセ9,10,11ホール [PUNKSPRING2013]




今回で「楽器流行通信」は最終回となります。これまでたくさんの応援を頂きありがとうございました。
来年からは装いも新たに、楽器を楽しく紹介する新番組をスタートする予定です。ぜひご期待ください!