Ishibashi Mail Magazine Vol.99
Vibrato Saxポリカーボネイト素材を使用して作られた前代未聞のサックス[Vibrato]。19世紀中期にベルギーで誕生したサクソフォーンは伝統的にブラスを主とした金属で作られてきたわけだが、タイの楽器メーカー[Vibrato]社はその常識を覆し、チューブとベル、ネックにプラスティックの一種であるポリカーボネイトを、そしてパッド部にシリコンゴムを使用。クラシックな楽器ゆえに、奇を衒って異素材を使ったものに対して抵抗感を持つ人もいるであろうが、出音を聴けばそうした先入観はすぐに吹き飛んでしまうに違いない。[Vibrato]サックスの凄さは、従来の真鋳製サックスと変わらない音色を奏でてくれ、楽器としての完成度が非常に高いところにある。また新素材を使っている恩恵として、異例の約1Kgを切る軽量化に成功し、さらに価格も非常にリーズナブルなので、初心者に最適。中でも小さなお子様が初めて使うサックスとしてもオススメしたい。というのも[Vibrato]サックスに用いられているポリカーボネイトは、薬品会社でお馴染みのBAYER(バイエル)が開発したものなので、衛生的にも非常に安全な素材のため、お子様にも安心して使っていただくことが可能だ。この[Vibrato]サックスは、イシバシ楽器が今年(2011年)から輸入販売を手掛ける商品。その魅力を広く知っていただくべく、今回はアルト・サックス奏者の前田サラを招き、動画内で[Vibrato]サックスの本格的な音色を存分に楽しんでいただきたい! |
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タッキー・プロフィール 1957年 福島県生まれ。 中学1年で初めてギターを弾き、1弦だけで「禁じられた遊び」を弾いて得意げになる。 中学2年からフォークに染まり始め、初めて購入したギターは¥4,500のピアレスのフォークギター。 「F」コードで挫折し現在に至る。 | 前田サラ・プロフィール アルト・サックス奏者。牧師でありシンガーソングライターの父の影響でドラムを初め、毎週教会で演奏するようになる。中学生の時に吹奏楽部へ入部してクラリネットを始め、同時にアルト・サックスも独学で練習。その後、藤野美由紀や小林香織、Ron Brownのもとに師事し、並行してさまざまなセッションに参加。中でも中村達也(LOSALIOS)のセッション・ライヴに参加したことも話題となった。今年(2011年)は20歳になったのを機会にソロ活動を開始し、さらなる飛躍が期待されている。ホームページ:SARAH'S TIME(https://ameblo.jp/sarahsax/) |