Ishibashi Mail Magazine Vol.69
J-45と言えば”フラットトップ・ラウンドショルダー”の代表モデルで、色はサンバーストと渋く、現在でもアコースティックギターの世界でダントツの人気を誇っています。この人気機種に60年代後半にレアカラー物が実はオリジナルで存在しました。 今回ご紹介するJ-45は1967年〜1969年初頭のみ限定で生産されたレア・カラー、レッド・フィニッシュで現在ではその希少性からコレクターズアイテムとなっています。 この1967年〜1969年初頭には、エボニー・ブラックカラーも存在しました。エレキギターの世界ではレアカラーものはよく見られますが、アコースティックの世界ではピックガード、装飾系では派手なものがありますが、レアカラー物は少ないので探している方は非常に多くなっています。 ピックガードはレッド、エボニーブラックともに”ホワイトピックガード仕様”になっており、ピックガードはネジで固定されています。レッド、エボニーブラックカラーがとても映えるデザインになっています。 今回のJ-45 Red 1968年製は本来”アジャスタブルブリッジ”ですが、ノーマルのロングサドルの物にリプレイスされています。その為、楽器本来の”箱なり”のポテンシャルが存分に発揮されとても良く鳴る1本に仕上がっています。 また、ネックは60年代後半ならではの”スリムネック”でナット幅は40mmです。これなら親指で6弦を押さえることが出来ますし、親指で押えるととても太い低音を出す事が出来ます。 ペグはプラスティックツマミの”2列クルーソンペグ”で、ペグブッシュはクロームメッキが施された薄い”ハトメ型”の物が使用されています。これは1966年〜1969年頃に見られるスタイルです。 レッドのカラーはやや透けたシースルーの濃いレッドでサイドバック・ネック裏もシースルーレッドで、木材の色と透けたレッドがなんともいえない渋みを醸しだしております。復刻モデルも限定で生産される事がありますが、この雰囲気は流石に復刻する事は難しく、やはりオリジナルのものには渋さではかないません。音良し、ルックス良しで人気が有る理由もわかります。お見事!!まずは池袋店にてその素晴らしさを実感してください! オ〜アメリカン!! <お問い合わせ> 石橋楽器 池袋店 TEL 03-3980-1484 ikebukuro@ishibashi.co.jp
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