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●フェンダー・ジャズベース


●ジャズベース振動系 ●ジャズベース電気系


●フェンダー・ジャズベース
やはりフェンダー社の代表的モデルである。 ヘッド部分はプレシジョン・ベースと同じタイプで、 より細身になったメイプル・ワンピース、 あるいはローズウッド指板のついたネックには 長方形のポジション・マークと、 バインディングがなされている。 ボディとの角度調整機構が付けられている。 ボディはストラトキャスターのような カッタウェイが施され、操作性を高めている。 ブリッジはプレシジョンと同じタイプである。
ピックアップにはダブル・ポールピース・タイプが 2個用いられ、センター・ピックアップ、 リア・ピックアップはカバーで覆われているが、 普通演奏の邪魔になるため取り外される。 コントロール類は金のプレートにマウントされ、 2つのボリュームとやや小型のトーン・コントロールが 1個ついている。



○レスポールモデル振動系
プレシジョン・ベースと同様だが、 ボディ・シェープ、ネックの太さ、 ネック取り付け部などに見られるわずかな差が音色、 サスティンにも表われている。


○レスポールモデル電気系
左の図←はジャズベースの回路図である。 このように2つのピックアップがそれぞれ、 アウトオブ・フェイズ接続され、 両方のピックアップ・ボリュームを上げた時 "ハンバッキング接続"になるようになっている。 また2つのピックアップのポールピース間隔は当然、 ブリッジ側の方が広くなっていて、 ダブル・ポールピース・タイプであるため、 弦の大きな振幅もピックアップできる。


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