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●ギターの掃除をしよう わざわざギターの手入れの話なんて、と思われる方もいらっしゃるかも知れません。しかしな がら、リペアに持ち込まれる楽器には、手入れ不足のものが多く見受けられます。逆に 言えば、手入れを怠るとリペアが必要となるようなトラブルが発生するのです。気を つけましょう。 まず、弦を張りかえるときにでも、全体を丁寧に掃除しましょう。そして、その際に楽 器を良く観察してください。例えば、指板、フレットは手垢がこびり付きやすいです が、手垢を落としたときに指板やフレットをしっかり目でチェックしてみてください。 指板のヒビ、フレットのキズが垢の下で気がつかなかった、なんてこともあるのです。 アコースティック・ギターの場合、経年変化でブリッジが剥がれてくる場合がありま す。希ではありますが、放っておくと演奏中にブリッジが「飛ぶ」こともあるのです。ブ リッジと表面板の間に隙間がないかチェックしましょう。 磨くときに使うクロスは高価なものである必要はありません。大き目で厚手のものが 良いでしょう。なお汚れたクロスは使わず、洗うか新しいものに交換しましょう。なお 化学繊維のクロスは生地が薄いため、柔らかいラッカー塗装の場合、爪がたってし まったとき塗装に跡がついてしまうことがあります。慎重に磨かないといけません。 また洗うと固くなってしまうため、汚れた場合は、思い切り良く新しいものに変えましょ う。なおシリコン入りのクロスはデリケートな塗装の楽器には向きません。 ポリッシュも一般的なものでかまいません。ちなみに私はどこでも手に入るギブソン のポリッシュを使っています。ギブソンやリッケンバッカーのギターなどの黒い塗装は 曇りがちですが、ギブソンのポリッシュだと奇麗に磨けます。 月一回ペースで良いですから、愛機を奇麗に磨いてあげましょう。そのとき、もし些 細な点でもおかしいなと思ったら、専門家に相談しましょう。楽器を長持ちさせるコツ はそこにあるのです。 |