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●夏場のギター管理について 夏場のギター管理について書いてみたいと思います。 特にオール単板の高級アコースティック・ギター にとっては大事なお話しです。 日本の夏と言えば、大体どの地域においても高温多湿ですね。人間が不快と思う状 況は楽器にとっても良くないということを、まず覚えておいてください。 ギターの場合、少なくとも高温多湿時での保管の際は弦を緩めることをお勧めいたし ます。高温は木材の変形をひきおこす可能性があります。ご存知の方もいらっしゃる と思いますが、ギターのネックが反ってしまった際、熱を加えながら矯正する手法が あります。弦を張りっぱなしにして、ネックに張力をかけたまま高温の場所に保管す るということは、その逆の作業をおこなっていることになるのです。保管時に弦を緩め るか否かの一般論については諸説がありますが、夏場の高温多湿時においては、 通常時とは違うことを忘れないようにしてください。 車のトランクに入れての移動にも気配りが必要です。炎天下の駐車場に一時間停め ておくだけで、ギターが壊れてしまう可能性が十分にあるのです。ギターは急激な温 度変化に弱い素材、構造でできた楽器です。短時間に木材が膨張、収縮すること で、割れや、接着部の剥離がおこるのです。ギターを車に積んで移動中、お腹がす いたので軽くドライブインで食事というようなときは、屋根のある駐車場に停めるか、 それが出来ない場合は面倒でもギターを車から降ろしましょう。 冒頭にも書きましたが、ポイントは人間が不快と思う環境にギターを放っておかない ということです。お気を付けください。 |