ジブリ第2弾は「ラピュタ」で行くと公言したのですが、魔女コさんにあまりに感銘を受けたので割り込みを許してあげてください(笑)
「ジジ、あなたコトバどしたの?!」
「にゃ〜ん」
この場面、何度見ても切なくなりますね!
23歳のボクはキキの魔女としての特殊能力に、自分の音楽家としての能力を重ねて見たようです。この作品って、主人公のキキは落ち込んだり立ち直ったりを何度も繰り返すんですね。
ちょっとのことで落ち込んで、ちょっとのことでゴキゲンになる。
これって言い換えると、「ちょっとのことで落ち込めるからこそ、ちょっとのことでゴキゲンになれる」ってことなんじゃないかななんて、思ったり。
実を言うとこの作品のストーリーのクライマックスはあまり好きじゃないんです。
キキは、魔法をなくしたという試練を、自分のチカラで能動的に克服するのではなく、ハプニングに半ば無理やり引っ張られて行くじゃないですか。それに以前から違和感を感じていたのだけど、どうやら宮崎さん本人も、そんな締めくくり方に納得はしていなかったらしいですね。
ま、でも、飛行のチカラを取り戻す場面の描き方はバツグンにステキだよね!デッキブラシにまたがって精神集中する場面!
それ以外にも、キキが何度か落ち込む時の表情描写がすばらしいと思う!それは、声優の高山みなみさんの手腕も大いに関わってきてると思うけど!そう、キキの声の表情はバツグンに上手いと思う!こういうものを見てきてるから、「もののけ」や「千尋」の声優起用の仕方が物足りなく思ってしまう。
さて、そんなストーリーを差し置いてボクを魅了するのが、やはり全体を通した「世界観」ですね。この作品って色調が他のものよりも色とりどりで鮮やかじゃないですか?!それがすごくイイ!
宮崎作品に共通する空と緑の「抜け」の良さに加えて、むしろ「ファンタジー」ではなく「メルヘン」という形容が相応しい(んじゃないかと思われる)パステルカラーを滲ませたヨーロピアンな街並み…
同じ街中の景色でも、時間の変化で6、7通りくらい(もっとかな?)色合いの描き分けをしてくれてるんだけど、「あー!3時頃ってほんとこんなカンジだよ」ってすごく切なくなってしまうのね。そんな中に、キキの紺色がよく映える。赤いリボンがよく映える。
久石さんの音楽も、文句ないッスねぇ!ユーミンのOP、EDに関しては、合ってるような、合ってないような…
あとあの、養護学校の生徒が描いたという、ウルスラの絵。アレも個人的はビミョウかな…絵画を見る目がボクにはないんかな?
う〜ん、こう考えると総合力ではやはりラピュタが上か!
どうでもいいけどキキってシータ+サツキ÷2?!
ま、カワイイから何でも許す!
|